剥き出し

 

 

妄想が過ぎて笑ける。ただ、別にここの中であればそれで問題ない。僕が相対的に不具合を起こす原因がちょっと解析された。ここはあくまで対象に読まれる可能性があるというだけの場。直接メッセージを送ることも、実際読んでいるかどうかという面では可能性だけど、高さが違う。ついでに、いつか読まなきゃいけないという義務っぽいものを付与される。

 

僕は権利義務の関係で好意を描写している訳ではないから、ここの齟齬でバグが起こるんだよなと分析。なんだか民法の意思表示の解釈みたいだけど、素朴な感覚の反映というのが法律の1側面だし。意思表示は、法律上の意味での効果を求めること外部に表示するということで、法律上でなくても似たようなものではないか。で、この意思表示の到達は、相手がそれを了知できる圏内に入ったこと。

 

圏内に入ったことで相手には伝わったことになるという考え方。なんだか、ずっと前に便箋7枚くらいの手紙を送ったことを思い出した。一歩間違えばストーカー云々だったけど、一応再会はできたんだよな。こういう一歩間違えばの感覚で今近いと想う人と接している。経験則が役に立たない手探りの恐怖。これだから惹かれているということでもあるに違いない。そろそろお誕生日か。

 

今度は遅番だから時間調整中。その日のうちに書くと更新日数がカウントされるから更新が途絶える。どうでも良いけど。

 

夕方に買い物に出かけた。夕日とススキのアングルはとても良い。道中、滅茶苦茶気合を入れて犬の散歩をしている全身真っ黒のお姉さんがいた。黒ブーツ、ストッキング、光沢のある緩めのショートパンツ、ジャケット。髪も栗色の手入れをしているだろう艶。マスク世界だと顔はよく分からないけど、ちらっと眺めた感じたぶんきっちり化粧もしていた。

 

犬の散歩とこの完全装備の相関性は解釈に委ねられる。別にこういうのが好みだという訳でもなく、風景的に違和感があるから焦点が当たっただけ。もしかしたら意中の人が同じ時間帯に犬の散歩をしているのかもしれないし、何がなんでも外に出るときはきっちり装備を整えることを決めている人かもしれない。

 

で、この風景を見て考えたのは、お姉さん綺麗だなではなく、人が世界に見せる自分像のこと。自分だと認識している像と、見せるための像と、見せたい像とか、諸々階層があって、これが収束していくのがいわゆる大人かもしれない。実際は見せるための像が一番大事か。

 

僕は別に見せるための像については特に違和がない。ここは自在でも自由でもなく自動の領域。ナンプレ的に言うと、自分の条件と相手の条件で決まるからあえて話したいことがあるなんてことはない。言うなら話しても良いかなというくらい。恋人とかパートナーもそんなものな気がする。

 

で、僕が自分だと認識している像はそもそも言語化できない。たぶんこれってちょっと自分に本気で向き合ったことがある人にとっては共通項だと思われる。見せたい像はない。

 

こういった主観から離れると、主観とは独立した、見える像がある。可能ではなく存在のほう。これをもう一回主観に戻したとき、僕の見える像としてもっとも正確なのは、文章だとうなとなった。誰の為でもないし外に何の効用も求めてない自分。

 

普通はこの意味の存在って直に長く接することで無意識が把握する像なのだけど、僕の現実的な振る舞いが僕の存在を表現しているかというとどうも違う。これは把握する側の問題で、あくまでその人の世界では主人公は当人だから、当人にとっての僕という意味での存在にしかならない。当人の物語に合わせてしまう。

 

誰にも合わせない僕はきっとここにしか無い。だから読み続けている人に対して通常には在りえない親近感があるのか。好きな人で言えば、僕が継続的に気にかけていることで、気にかけている人を見るという新規の感情が浮かんでいるのかどうなのか。

 

となると、ここで書かれている恋人という単語も一般的な語用とは意味合いが違う。一般的には相手の性生活の独占とか継続的関係の保証みたいなことになるはず。僕の語用だと、僕を貴方に限定してみましょうかというということ。これで壁打ちみたいなLINEのメッセージ交換をしたい訳でもないし、習慣が変わる訳ではない。変わるのは意識。そうなると独占したいから、エピソードは公開しない。

 

 

そういえば今日読んだ漫画で匂いフェチの話があり、色々思い出した。匂いの感覚って一般化できないから不明。僕はマスクしていても職場で1つ空いた席の先輩がウェルチ飲んで居たらそれが分かるのだけど。あとガムとか飴とか食べているなって。自分の指についたタバコの匂いも仕事の時は分かる。

 

(某感染で味覚障害の後遺症って風邪引いた時に鼻が詰まってご飯の味が分からないと同じなのではという妄想)

 

 

たしかに、安心できる体臭というのはある。体温より個別的だ。フェチレベルで言えばもっと凄い人が居た(僕が履きならした下着を真空パックで云々)けど、僕も恋人さんの匂いが好きである。頭皮の香ばしさとか。男性が女性の匂いを甘く感じるのは、遺伝子的なものだろうけど、僕はこういう一般化レベルで対象の匂いを嗅いでいない気がする。

 

匂いはコントロールできるものではないからなかなか根深いとは思う。

 

この漫画では体臭で相手の感情の傾向が読めるということなのだけど、別にフィクションでもないと思った。ストレス臭とかあるし。

 

僕が好きになった人は皆良い匂いだったとまでは言わないけど、人間には感覚器がいくつかあるのだから、全部で世界を捉えるべき。そうか、恋人枠は対象の匂いを嗅げるという特典もあるか。

 

基本的に違和感がなければ引っかからない。

 

好きな人については、今まで培った世界観壊れてないかという向き。あと、笑顔の眩しさよ。これがバグなのかどうかを検証したい。そうして嗅いでみたい(セクハラ自重←

 

世界が外にあるか内にあるかの違いは、人を規定とするか暫定とするか。外向きの人は他人を決めてかかるし、自分のことも決めてしまいがち。

 

好きな人も自己肯定感のために僕を使うのであれば他をあたってよって思っていたけど、どうも違う。何が違うのかの説明もないし、そんなことはどうでも良い。内側で世界を捉えたら、自分の好意が相手の好意と一致することなんて関係ないけど相手が自分に全く好意がないならこういう想定すら起こらない。

 

パートナーがいることと自分の幸せは関係ないって書いてくれたけど、僕の祈りは幸せに相関しているのだろうか。(やはりすっぴん眼鏡は最上級のフェチ)

 

真面目に話をしてくれる人募集。

 

 

では、元気でありますように。

 

おやすみなさい。