常に通る日

 

 

なかなかきっちり過ごした一日。準備は十全になることはないので適当な時間に切り上げ通常の読書時間を過ごし、ミルクティータイムに入った。朝ごはんはカップわかめラーメンを食べ、おやつ時間くらいに弁当とカップみそ汁を食べたため、夜は省略。

 

明日は起きてお腹が空いていた時のためにご飯が6時に炊けるようにセットした。おかずも昨日作った、大根の浅漬け、納豆、卵、等があるため問題ない。鉛筆と消しゴムと時計のみが持参品で飲み物は途中のどこかで買う。バッグには、赤本と青本が入っているがそのまま持って行くか。帰りに読みながら帰ろう。なんならステッカーも持って行こうか。用途が違うが。

 

思い出し力としての余白っておそらく別のことを思い出すとか考えるとかでも良い。全然関係ない、煩わされない想起というのは大事だ。それに行動経済学で、人は重要な選択ほど感情に左右されるというのがあり、なるべくちゃんと選択するためには精神をフラットにしておく必要もあるだろうなと。僕にとっては夜の読書時間と、ここがフラットにするルーティンか。

 

新刊枠の「不在」、なんだか不穏な空気が漂い始めた。順風満帆だって当人も言っているのだが、この幸福って、上の世代ができなかった類型みたいなもので、ならねばという強迫観念が滲む。どこかが幸福は類型化されるが不幸は人の数だけというフレーズを読んだが、たしかに幸せって歴史上の類型みたいなところがある。まぁ問題は枠組みよりもその中身だから、中が良ければどうでも良いこと。不幸がそれぞれなのも歴史上記述がされてこなかったというだけなのかもしれない。もちろんこちらも中身次第。

 

ピアノを習っていたという描写から、そういえば、小学生の頃、姉と妹も習っていたなと思った。小学校の近くの民家でやっている教室。迎えが来るまで外で過ごしていた。あのあたりの景色好きだったな。民家の間にある小道は田畑にも繋がっていて、田んぼは棚田みたいになっていた。小学校は廃校になったし、もうかなり廃れているのだろうが。習い事、僕は何もしなかったなと思ったが、何故か一瞬だけ数学塾に行っていた。そしてすぐ止めた。

 

母親が自分のことを愛していなかったところ、家庭が荒んでいたことに対する反発で、私は対等な関係を構築して幸せにというのは、なんだか姉と妹が同じようなことを言っていたなと思う。まぁ生まれた家庭は選べないし、影響を受けるのは仕方がない。僕だって別の影響を受けているだろうし。少し考えると、対等な関係も幻想な感じ。一応建前としては平等にはなったが、具体的な力関係が細分化しただけ。この主人公も俳優の年下の男性を養っている。それ自体は問題ないが、口喧嘩の時に「私が養っているのに」と言っていた。全然対等と思っていないじゃんと思うが、対等の定義も微妙なところで、例えば契約関係みたいにどちらも自由に解消できるものみたいな意味なのだろうか。たしかにその上で一緒に居るというのは崇高とも言えるが、感情が加わるとそんな単純なものでもない。ビジネスとは別に愛着というか馴れも生まれるだろうし。

 

そういば、数日前「亜人」の最終巻を読んだ。ふわっとしていたが亜人を生み出したのは人の心だという説は面白いなと思う。宇宙の法則から外れているといえば、たしかにそう捉えることもできるし。スピリチュアルな話ではなく、この前置き結構使っている気がするが、別にそれでも良い。人の心は現実・物理的に存在しないが、現実・物理に作用する。要は、人が自分を現実化するものは行為(動作)だけであり、行為が意志に基づくかどうかか問題ではないが、行為のされやすさは意志による方が高いということ。理由とか根拠とかは意志に対する間接的な補強要因くらいなのでは。まぁ、僕は意志至上主義ではないが。

 

関係の選択で、なんとなく自分の恋愛遍歴が掘り返された。他の男性との間にできた子供を一緒に育てるのかという選択肢。感情の影響によってはそういう世界もあったのかもしれない。僕はそこまで血の繋がりを重視していないし、ほんとに好きだったら何をおいてもそれを選んだ気がする。選ばなかったということはそういうことだ。

 

そういえば、後悔とは①ある選択の結果自分が現在のどういう状況か、②別の選択をしていたらどうなっていたかの認識を必要とする高次の機能とのことらしい。どこで読んだのだっけ、行動経済学な気がする。でもこの②って、その後どうなるかは定かではないのだから、想像の話よな。①もほんとにその選択によって今があるのかと考えると、厳密に因果関係があると言えるのかと考えていくと、ないものをあるものと認識できる機能としてはたしかに高次だが、はたして。

 

そろそろ本日も終了。また何か祈りながら寝る。

明日も普通に楽しい一日。

 

おやすみなさい。

 

よく眠れますように。

良い夢を。