不可逆

 

 

 

若干バイオリズムが上寄りになった。

 

女性上司問題は特に問題でもなかった。それほど認識されていない。

色んなことが残っているが、もしかしなくてもそれほど双方向ということではないのかもしれない。僕に残る人には僕が残って無くて、僕にそれほど残っていない人には残っているとか。

 

本日は愛知で書いている。

 

金曜ロードショーでやっていたパイレーツオブカリビアンではなく、「Love Letter」という古めの映画を鑑賞。ヒーローが退場した後のダブルヒロインの話でたしかによくできている。初恋に後から気付くってなかなかエモい(使い方合っているか?)。

 

エモさで言えば「月光条例」もなかなかだと思うが、ともかく。

 

中学時代のシーンがあって、ふと僕の中学校のシーンが想起される。

現在にはもう残っていない制度かと思うが、第二ボタンをあげた気がする。幼稚園から同じ学校で過ごしていた幼馴染(これで言うと田舎だとだいたい幼馴染)から、「誰にも貰われなかったのだったら貰ってあげる」みたいな感じだったような。欲しがった人が全く居なかったかというと、何か記憶が改ざんされている気がする。高校卒業の時はそういうのあったっけ? 高校の卒業当たりは父親が退場したから記憶が定かではない。

 

いま想うと甘酸っぱいな。幾ばくかの人の初恋を奪っているのかもしれない。Love letterの主人公くらいの奔放さないし粗暴さは然り、女子と普通に話していたのは中学生の初めくらいか。隣に座っていた人と普通に話していたらラブレターをいただくことになり、お調子者のヒエラルキー上位に冷やかされて恥ずかしくなってあんまり話せなくなったのは今やいい思い出。この辺りから好きなように人と接することを貫徹しておけば良かったのだが、当時の僕にはそこまでの強度はなかった。

 

今や満月さんの前でもこもこ靴下の摩擦力の低さに任せてムーンウォークで平行移動して爆笑させるくらいの奴なのだが、中学校高校時代の僕の雰囲気は良かったのかもしれない。中学の卒アルの自分の写真は顔がむくんでるわ髪はぼさぼさだわ、男前感が一切ない。写真映り悪くて知人に紹介すると雰囲気が違い過ぎるって満月さんが仰せだから、瞬間で切り取るとまんまで写らない顔なのかもしれない。不憫な奴だ。

 

参考画像載せても、直の僕とは一致しないのか。

匿名的な顔。

 

まぁ、人の顔の本質は造形ではなく表情である気もする。

あとは振る舞いか。

 

中学校の同級生の女子から、後の裏話で隠れファンが多かったと言われたの思い出されつつ、そういえば、誰かから好きでしたって過去形で言われて、どう返せばいいのだろうと混乱したのもある。形而上の好きな人かいなって。名前、そのうち思い出すか。

 

偶像になりえるほど穴がなかったとは想えないのだが、遠目で見る分には良かったのかもな。

 

実際このモテは僕にとってなんの効用もなかった。自尊心も然り下世話な部分でも。

遠目で見ない2人組の女子とは普通に話せていたな。そういえば。あの2人、どういう人生になっているのだろう。幸せになっていればいいけども。

 

やれやれ。

 

ビールが無くなったものだから、久々に満月さんが引っ越しで持ってきたジャックダニエルを飲んでいる。水割り。ウイスキーの酔いはとても懐かしい。あんまり飲むと何日か後を引くくらいの破壊力があるのだが、美味しい。酔う為に飲む気はないから大丈夫。

 

この方向で飲もうとすると、体から拒絶反応が起こる。

 

僕が変なのは、僕にとって残った人と、相手にとって僕が残っているかもしれないというのを別軸で等価にしているというところなのか。普通の人って他人をどういう風に扱っているのだろう。この文脈で言えば、僕に合う人は、僕が小躍りしたりムーンウォークしたりしてもその意味に深刻にならずに観測できる人。パートナーとして最低限の条件を付けているような人とは暮らせない。普通に放屁するし、外付けの社会観から最低限をコピペしている人は無理。そもそも生理現象を縛らないといけない生活ってコルセットみたい。

 

この下りを話そうとすると長くなるからやめるか。

自分には赦しているのに他人には許容できないという条件付けをするひとはだいたいやばい。

 

こっちでの読書用に持ってきた民事訴訟法の本の面白さを語ろうとしているところだが、マニアック過ぎるから止めとこう。

 

ここまで。

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。