必然

 

 

本日は豚丼のリクエスト。連勤でお疲れのようだからお酢クエン酸)プラス薄味で。疲れたときに濃い味を食べたくなるのは分かる。僕も風邪を引くとジャンキーな食べ物を欲する。ただ、これは1日とか短期的なものであって長期的にするものではないという説。

 

副菜はだし巻卵(梅ちりめんじゃこ入り)、白菜の塩昆布浅漬け。

 

 

どうでも良いが。メンタリストの動画をたまたま流している。ある程度散らかった部屋の方が良いアイデアが出るとか、新しいことを受け入れる余地があるという研究結果があるとのこと。もちろん生理整頓がされている部屋は自己コントロール能力が上がるというメリットがあるらしい。あと、保守的な考え方をするという傾向は、人によって良し悪しはそれぞれと思われる。

 

個人的な感じがない情報はあんまり価値がない。僕の前の部屋はある程度とはいえない、普通に誰かが来たらこんな部屋で過ごせるのかという感じ。シンクは常に代謝していたからGさんは現れなかった。なにせ本で足の踏み場がない。ただ、たしかに、参照しながら考え事するときに、そこに近い本が手に取れる距離にあると移動コストがないからスムーズだった。別ジャンルで3冊くらい拡げて読んだりしていたし。ただし、創造とか制作みたいな生産的なものではない、単に自分の中で読み合わせが良いというだけ。

 

 

ともあれ、時間を戻して朝から。

 

遅めの満月さんの出勤に合わせて、仕事場の地元のリゾート地に同行。荷物が多そうで、運び手が要るだろうなと。これを昨日の日記と繋げて都合良く使ってないかという心配をされたが、僕の中ではここは当たらない。行動面で言えば、自分ができることを誰かがやってくれることを求めるのがご都合主観主義の世界観であって、できないことは仕方ない。

 

満月さんの会社はいま現在ブラック寄りになっているから諸々が全然可能ではない。僕がたまたま無職だから可能なことはすれば良いという感じ。いつまでもこれができるとは限らないし、もちろん当人もこれが当たり前とはきっと想っていないのが良き。

 

そもそも保守的ではないし、都合の良さを関係する条件としていないから、当たり前に優しい人物像とかが形成されてくると天邪鬼みたいな性質が起こってくる。この性質って、むかーし、宿題やりなさいとかお風呂入りなさいって親から言われた時に、今やろうと思っていたのに、言われたから萎えるという精神に近い。マイペースでやらせてくれよって。ただ、これが「するつもり」なのか、ほんとうに「する」のかは随分違う。僕は言って来る人が臀部を叩かない方がむしろ早くやるタイプだった模様。今度劇評書く機会があったら1日で仕上げるかも。いや、熟成期間含めて3日かな。

 

促してもやらない人はほんとにマイペースな人か、もしくは、言語(意識)的にやろうとしているだけの人。これはどちらも在りうるから、結果を見るしかない。関係において見るべき結果は、通り過ぎたのに摂り過ぎないことか。

 

 

そうこうして、世間的にGWで忙しい満月さんの仕事場では何も買わなかった。アイスコーヒーは自販機で買って、しらす丼の舌に適う丼ものは見つけられなかったし。

 

ここから車で20分の道のりを歩いてマッピング。今回も3時間くらいは歩いた。グーグルマップの全体像と目印の海を目安に、公道なのか私道なのか怪しい山間の道を歩く。車もまばらで人がほとんど居ない道は歩き易い。本当は、神聖な空き地のような神社にもう一回行くつもりだった。たんぽぽ神社。ただ、スーツの裾直しの完成が本日だから方向性が微妙にずれていたため断念。

 

通学路とか花の匂いがする畑道を縫うように歩く。薬局でビールを1本買って運試しで負けて、なかなか楽しい人生劇場。負けたのは、僕が自分を信じられなくなったからなのだろうなという感じ。

 

マッピングした感想。川に生き物が多いというのは水が綺麗に保たれているということなのだろうなという感じ。あと、愛知県はだいたい歩行者に優しくない。いや、これ岡山県に行った時にもなんなら城之崎温泉界隈でも思ったから、僕があえて歩行者用の通路を歩いていないという説もある。

 

こんな歩行速度のままでスーツのショッピングモールに行くと、時間の感覚がズレて、人の歩行速度がじれったい。そこまで急いでいないから、エスカレーターはちゃんと待てる。待つことでイライラするのは人生劇場における断捨離すべき項目。待つのにイライラしている人はそれ以上に誰かを待たせることにイライラさせているという説。

 

 

 

やれやれ。

 

 

世界とは何ぞや。

 

個人的にはいつまで経っても鳥肌が立つような感動があることだとするけども、おそらく共感されない。本日十二国記の感想文が出てきてぞわぞわした。なんでこの作者の世界観にリアリティがあるのかというと、そういう文化人類学者さんだから。研究しているから成り立ちがどうやってできているかが分かっている。

 

あと、1Q84の終盤でちょっと泣けた。話の筋とは関係ない、言葉でも行動でもなく繋がっている関係ってファンタジー的に良いよなぁって。20年の歳月が一瞬で埋まる時間の感覚が共有できる関係は素晴らしい。

 

今に連ならない世界を共有できるのってもはや神話の類。

 

僕がこれだけ経年していても経験則とは別物に感動できるというのも神話めいている。

 

まだありそうだが、満月さんが帰ってきたのでまた明日。

 

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。