足らず

 

 

忙しくなかったのに喉をやられた満月さんの朝方の体温がやたらと高い。自分の不調を察知したらしく、体温を計ると38度7分。個人的には身体が発熱するだけなら邪気を発散する為の正常な機能だと思っている。昼頃にはやや下がっていたみたいだし、たぶんそんなに問題ない。

 

とはいえ、しんどそうなのは確か。朝一でポカリスエットの追加と風邪薬と雑炊とゼリーを買いに行く。薬局に雑炊の素がなかったため、レンチンご飯だけ買って帰ってからツナとネギと卵の雑炊を作った。風邪薬は間違える。自分が薬をほとんど買わない(常備薬もない)から、抗ヒスタミン配合の運転をしたら違法になるものを購入してしまった。風邪薬にはほとんど入っていそうだが調べたらこれは鼻づまりに利く成分で、今回の満月さんの症状である喉と発熱と頭痛には外れている。更に調べると入って居ない風邪薬もあるらしく、追加で買いに行った。薬剤師さんにも念の為聞いたから問題ない。

 

 

夜ご飯には大阪名物肉吸いうどんを所望されたので、なるべく完成度高い感じで。副菜は喉と風邪に利きそうな大根とはちみつで梅肉和えにしてみている。風邪でも仕事に行った満月さんが食べられるかどうかは定かではない。風邪って邪気が溜まってきているから安静にしろよというサインだからこういう時に休める職場が良かろうに、それが赦されない。味覚に障害はなさそうだから食欲はありそう。食欲があれば身体は生を欲している。

 

という感じで、心配はしたところで仕方ないからできることをするのが愛の行為ではないかという実践。別に僕がされたいことをしているという感じでもない。僕はあくせく何かされるより放って置いて欲しい感じ。元気なときに一緒に居たいし。僕が居てできることを埋められれば良い。別にそれに何かが返ってくれば良いという感じでもない。

 

ただ、こういう風に生きたかったのだよなという感はある。

情けは人の為ならず。何かが返って来るという合理的理由で動いていない。だから今までズレて居たのか。

 

これがひねくれなのであれば、良きひねくれだろうな。

 

あ、帰って来た。

 

 

ともあれ。

 

鬼滅の刃を見ていた日中と、現在見ているバクマン。ジャンプには友情・努力・勝利という表のテーマとは別に、血統・才能みたいな節がある。もちろんそこに憧れるという意味では夢を提供する漫画として素晴らしい。この文脈だとジャンプ漫画だと「ハイキュー!」が好き。「スラムダンク」も泣けるが、後者はもともと恵まれていたのを努力で開拓した感じ。

 

漫画の話はともかくとして。

 

 

本質なき疎外の話。これはとても消化しきれていない概念。「暇と退屈の倫理学」の中にあった。

 

何とか主義の理想像の話は昨日書いた気がする。もうちょっとえぐくすると女性主義の考え方のやつも、女性が変に低く捉えられたり高くなったりしている。歴史上どうだったかはともかくとして、現在なら優遇寄りの方が多いのに、蔑ろにされた歴史上の女性性を自分事としているのはだいぶずるい。そんなこと言われたら何にも返せないし。返せないように保身されると何も言えることはない。

 

もう少しえぐると、自分の本質が理想像と経験則像だとすると、そんな本質は無いと言って良い。これは別に誰かを否定している訳ではないし、今までの自分を否定するでもない。

 

色々気になって文字数少ないが、書けないから少なくなっている訳でもない。

 

 

ここまで。

 

おしまい。

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。