制限時間

 

 

 

沿革の続き。僕がどこを自分としているのか、ひいては人をどのように見ているのか。

 

沿革と言えば、日本史と西洋史を並行して読んでいて面白いのが、日本で紙というか文字が開発されたのってだいぶ後なのかなって。日本で最古の文章って古事記で良いのだっけ。なんというか日本人の精神性の根っこが見える。特に伝えるとか残すことに重きを置かなかったというか。卑弥呼も中国の文書でしか残ってないみたいだし。疎通のための発話はあったろうけど、真実の証明ってどうやっていたのかが気になるところ。内側だったのかのかな。

 

文書の価値とか言葉ないし情報の価値は、法律学が面白い。現実を証明するために価値を置く。主に裁判の話。これも語りだすととめどないのだけど、もっと面白いのが情報。国家としては情報は都合よく絞った方が良いのだけど、個人の尊重原理がそのご都合主義を規制している。けれども青少年については規制してもいいとかなんとか。これは大人のご都合主義だと思うのだけど、やっぱり自分が知らないことを子供に聞かれたら権威ある大人としては面倒よな。

 

情報の影響値も定量的に測ることは不可能だと思う。だって、サンプルを自分だけにしたとして、どの情報が自意識を形作っているかを言語化できないし。むしろ無意識に収納された自分の反応を当人としている節がある。無意識を問題とするなら確かに環境要因によるような気がする。喜怒哀楽も学習だし、コロナ禍にも慣れているような。

 

自分史を振り返ると、僕は何か疑問に思ったことを誰か大人に聞くということはあんまりしなかった。いや、自分になる前にしたのかもしれないけど、誰かに個人的に教わった記憶が一切ない。僕のレベルに合わせて適度に教えてくれるとすれば今の職場の先生くらいか。

 

沿革で言えば、田舎の辺境の数十人くらいの団体だったけど、普通に教科書読んでいるだけの小学生の後、中学校に上がって一発目のテストで1位を取ってしまって、あ、やべぇとなった。ギリギリ二クラスにならない人数だったから30人くらい。ほんとはもっと自由にやれば良かったのだろうけど、てきとーに制限して、だいたい一桁を推移していた。人からの羨望が痛いので。

 

運動能力も小学生時分ではまぁまぁあったのだけど、中学生になると体が全然成長しないのでどうしようもなくなり、これはこれで良かった。優位に立つ人がどういう振る舞いをするのかが分かったし。弊害はここ基準で生きてしまったところ。

 

高校に入るともっと相対的になって、かなり煩わしくなっている。それでも最終的には200人くらいの中の一桁くらいにはなっていた。けど、人から見られた自分という視点をもっと早く排したらよかったのになぁって思う。もっと考えたかったろうに。

 

この年になってやっと自由に自分を突き詰めることができるようになった。知識は単なる道具でしかないから、相対的に優位性を測るものではない。よくマウントを取ってくる人が時系列で居たのだけど、劣等感の裏返しだろうなと思っている。知らんがな。かつての友人は収入レベルではかなり格差があったのだけど、僕の話はちゃんと聞いてくれたな。なんで切ったのだっけ。忘れた。

 

女性に対する理想論はちょっとこじれている感はある。本音と建て前が全然違うのは、最初から知っている。母親が聖職者だけど、家庭内で暴君だったし。もはや天災レベル。だから、僕は母性論をあんまり信じていない。僕の生活圏だと、母親は条件付きで子供を見ていた。まぁ子供という条件を持っていたからある程度は融通効いたけど。

 

でも、普通に考えて無条件で相手に費やすって難しいとは思う。だって、無条件だったら誰に費やすか決められない。

 

さておき。

 

今日は出かけてきた。大阪の感染数は増えているけど、そんなの知ったことではない。どうやら抗体ができないものらしいから、ワクチンという概念もないし頼りにできるのは自分の免疫力しかないみたい。僕は毎日笑っているし、なかなか良好、

 

本を買うために梅田のジュンク堂書店に行って、7冊2万5千円くらいで買った。給付金がどんどん減る。マスクと眼鏡とワックスで髪を整えて、なかなか気分が良かった。視界良好。

 

 

会計学の本が更新された。お金の帳簿に対して性悪説だから簿記論が生まれたというのはかなり面白い。あと、西洋が左右対称を求めていたからだとかとか。ほうほうって。

 

 

どうでも良い話。

 

箸の持ち方を調整してみたりしている。ちゃんとした持ち方だとちょっとずつしか食べられなくて面白い。僕は自分が確立してきた地位を自分として見ていない。

 

自分史って、結局は環境要因でしかなくて、それで自分で居られることはとても幸せなことだと思う。

 

要は、どれだけ重要視している対象だとしても、対象からの反応を気にしていたら自分を生きられないということ。

 

ここまで。

 

また何日か。

 

みんな免疫満載でありますように。