さーきゅれーしょん

 

 

 

夜ご飯はあぶく銭仕立て。満月さんはジョリーパスタのウニの冷製パスタとシーザーサラダとティラミス。僕はスーパーのお刺身とタコの酢の物。作らなくても良くなると海産物が食べたくなる。だってお刺身は買わないと食べられないけども、お惣菜はだいたい自家製でできる。

 

ご飯と言えば、流し見している岡田さんの動画で、良い焼肉屋さんでの隣のカップルの焼き方が気になったとか、レストランでワンプレートの中にサラダと肉の香草焼きとオムライスが入っている中でサラダから食する神経が気になるという話があった。ちょっと分かりみ。

 

僕はご飯についてそこまで鮮度にこだわりはないけれど、美味しいご飯屋さんに行ったときは料理それぞれにタイマーがあるというのはなんとなく分かる。焼肉屋さんの話は良い肉なのだから良い焼き加減で食べるべきなのに、某カップルは来た肉を全部一緒くたに焼くし、会話に夢中になって良いタイミングを逃しているだとか。レストランの下りは、まずはオムライスとか香草焼きを熱々の鮮度で口に入れるのが美味しいだろうという話。

 

(だからさわやかハンバーグは先にサラダが来るのか)

 

これは岡田さんのこだわりというより、ご飯にこだわるのであれば鮮度まで考えるのが在り方なのではという主張なだけ。当人も自身が偏屈だとは認めている。ただ、好きな順番で食べたいということは分かるが、こういったタイマーについて考えることすらしたくないというのはアンチ知性主義だと思うと言っていて、ここは分かる。考えた上であえてマイルールにこだわることと、そもそも考えることを放棄したマイルールは全然違うよなと。

 

僕が仮に岡田さんとご飯に行くような世界線があったら、何か言われたとしても、なるほど、他に良きタイマーはありますかと更に聞くような気がする。美味しい物は美味しいタイミングで食べるに越したことはない。

 

 

前置き終わり。

 

今までは聞く:調べるの比率が1:9くらいなのだが、聞ける割合が増えて来た気がする。これでもなんとかなったのは、もちろん検索能力があればだいたい過ごせる社会だから。ついでに僕は聞くことは相手の時間を奪うことだとしていたから、あんまり聞けない。聞くのが恥ずかしいというのと重なってそうで完全に一致はしない。それに聞くことって疑問がきちんと相手に伝わるように言語化しないといけないし。ただ、お母様ががつがつ聞く姿に学習したのかなんなのか、これに対するハードルが下がってきたのかもしれない。

 

朝から人事課の人に入社書類の細々した質問をする。一般企業の相場を調べても答えが出せない項目群。緊急連絡先は同居人で問題ないらしいとか住宅手当の条件とか。そういう質問に答える仕事でもあると考えれば、仕事時間しか奪っていないから問題ないのか。とても親切に教えていただいた。

 

ここから汗だくタイム。

 

気温が30度を越えるとおそらく裸で何もしなくても汗だくになる。この空気の中自転車で事務処理のために行政機関を梯子してきた。まずはハローワークに行って雇用保険被保険者証の再発行。情報がきちんと分かっていればすぐできた。この時点でもう汗がやばい。涼む暇もなく次は市役所。住民票の写しは入社後に必要。

 

ついでに前の住所の市から市民税の納付書が届いたことに対して市民税課に聞いてみる。基準日が元旦だから実際住んでなくてもあっちの市に納付するらしい。割と変。どうせ課税されるのであれば現住所の市に納付したいところ。基準日をリアルタイムにすると納税額より事務処理の費用の方がかかるからこういうことになっているのだろうな。それとも府市町村間で移動がある可能性も。そもそも必要に迫られないと住民票を移動しないからの緩さなのか。府市町村民税って収入として微々たるものなのかも。国民にとってはなかなかの金額だと思うが。

 

お次は警察署。警察署の施設ってどこも公費が回っていないような。何かしらの罰金を払うのではなく、免許証の住所の変更。この分野だと市役所とあんまり変わらない。裏に現住所が印字される。

 

予定よりかなり早く巡礼の旅が終わった。帰り道、薬局に寄って、トイレットペーパーの補充と牛乳で割るタイプのコーヒーと網戸に散布する虫よけスプレーを買った。スプレーは煙草を吸うときに網戸の格子より小さい虫が入って来るのが気になったから。

 

そんなこんな昼過ぎに帰宅。

5.6回提出書類を確認しつつ、これ、マナーとしてゼムクリップでまとめた方が良い項目とか、健康診断書は封がしてあるから、一応付箋で分かるようにしておいた方が良いのではという常識感が起こる。送付状は応募書類であれば付けるのだが、入社書類だと邪魔なだけな気がしたのでやめた。準備されたレターパックに入れているのだから、開ける前に何の書類かは分かる。

 

満月さんの引っ越し段ボールを探って付箋は見つかったが、ゼムクリップは無かった。どこにでもあるようで要るときにないクリップ。近くの本屋さんで調達してやっとこさ準備が終わる。友達店長のコンビニにポストがあるのは知って居たから、そこに出そうと思ってまた自転車タイム。放り込む直前、集荷の時間が目に入る。あれ、集荷が1日1回でこの時間だと明日に回収されることになる。せっかく早めに出しているのにもったいない。

 

他に無いかとサイクリング。幸いなことにまだ当日集荷されていないポストが近くにあった。これ幸いと、部屋のエアコン代節約のため、また遊びに行く。一番近いところは締まっていた。これ不幸と帰るかとなりつつ、いや、ここで帰ってもなぁという気分。少し遠出するしかない。歩きだと20分だが、自転車だと6分くらい。涼みつ遊びつ、あぶく銭もいただいた。早く世の中に放流しないと。

 

レンタカーで練習する代金と宅建の受験料をあぶく銭で賄う変人。

個人的には銭自体がどんな入り方でもあぶくと認識している節もなくもなく。

 

運転の練習はかなり不安。だから、道々の車の動きを我が事として見ながら自分が運転することを想像している。他人事だと車って世界の風景でしかないのだが、自分がここで運転しているとなると、世界の見え方が変わる。仕事圏ではないのだが、名古屋の街中の運転は大変過ぎるよなぁって。運転者としての立場だと名古屋より大阪の方が面倒かもしれない。大阪は道路で停まっている車がやたらと多いから、循環としては愛知の方がスムーズなような。

 

 

やれやれ。

 

また岡田さんの動画の話。

最初に入ったソーシャルメディアによって、SNSの基本的な立ち位置が決まってしまうという説。僕の時代のソーシャルってmixiだったのだが、ちょっとやって面倒になった。盛り上がりが収まったあとに現実的ではないソーシャルとしてちまちま使っていたけども、僕の在りようは、2番目、3番目、くらいのソーシャルのような

 

岡田さんの説って、基本的に最初の世界からインストールされたことは覆らないということがベースになっている。だいたいの人に当てはまることだろうから、チャンネルとして成り立つのだろうけども、個人的にはその説はまるっと賛同できない。

 

これって、世界に対して第一印象で決めるか第二印象以降に余地を残すのかの違いか?

違うか。

 

どうでも良い話。

本日汗だくの自分の体臭、全然臭くない。もちろんその服を放置して発酵されると臭いのだが、中学・高校くらいの頃はリアルタイムに納豆臭がしていたような。今は良くも悪くもなくも若干香ばしい。天然産だから何に近い匂いかは不明。人によっては臭いかもしれない。

 

 

何の話や。

 

そういえば、仕事について少し思索したのだった。

仕事って、ナチュラルな自分からやや馬鹿になるというか、滑稽になることよなって。ナチュラルなテンションでは在りえないことをするのがお仕事。

 

これが厳しいとか難しいのは確かに分かりみ。

なるべく省エネしたいから、ナチュラルな自分になるべく合うところに向かうし、それが自分の生きるべき場所だとなる。

 

僕はここがちょっとおかしいという人格だった模様。

場所的存在感が無いのだよな。

 

なので、もうちょっと滑稽に見えるように生きても良いかもしれないという逆に向かうことにしたのが営業なのか。いつもにこにこ、テンション高めでお仕事をするみたいな。

 

突き詰めていくと、結局のところ、誰かにとって馬鹿に見えたり滑稽に見えたりするのが当人なのではという気がしないでもない。

 

要は、最低限を踏まえた上で、どう生きてもなんでもありということ。

 

僕もっと滑稽に見えるように書くと面白いかもしれん。

いや、既に滑稽なのかもしれないけども、だとしてももっとっと。

 

はい、ここまで。

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。