眠いけどー

 

 

 

帰りが遅くなってしまったため、これから(22:54)書く。ビールもいつもより減量。文章量はあんまり減らないようにしたいところ。

 

12時から試験。少し離れたところに行って受けてきた。満月さんに送ってもらう感じだったが、途中で試験場の周りが運転しにくいから電車で行った方が良いのではとなり、急遽電車に乗った。20分くらいの車内で最終確認をした。

 

早めに着いたからうろうろしていると、試験場のすぐそばに古書店。5分くらいで2冊収穫してきた。岩波文庫オーウェルの「動物牧場」と中公新書の「色彩心理学入門」。とても楽しみ。岩波文庫とかちくま文庫の品ぞろえが豊富なお店。店員さんも元気が良かった。もう少し時間をかけたいので今度は休みの日に満月さんと行く約束をしている。

 

試験は予定時間の半分くらいで終わった。集合時間は決まっていたが、一斉にスタートするのではなく、個々人のパソコンで時間を測るタイプだから終わったら退出して良い。試験界隈全部こういう形式にしたら受験者も試験監督も楽だが、人数が多い試験とか、1年に1、2回しかない試験は難しいだろうな。試験問題はモニターに表示されているから持ち出しはできなくても記憶は持ち出せるから、正確性に欠けていたとしも漏洩の恐れがあるし。

 

問題自体はたぶん簡単だった。テキスト表示なしの方が1回解いて、2回目に間違った選択をしていないか、確実に正解なのか、定かではないのかをチェック。確実に正解だと思える問題が合格点を越えていたから、記憶違いがなければ大丈夫。40分試験時間が取られていたが、これだけやって20分で終わったため、終了した。

 

ちょっと気になるのは、民法不法行為の問題。

「自らの行為によって他人に損害を与えた場合、その損害を補てんする責任があり、これを賠償責任という」という。正か誤か。一応正を選んだし、なんとなく合っているのだが、厳密には行為が損害を与えても民法上は故意又は過失がないと賠償責任は発生しない。故意はわざとというより、こういう行為をしたら誰かに損害を与えるという認識であり、過失は一般人が持ち合わせているだろう注意を欠いた行為をしたということ(ここもなんとなくざっくり書いている)。

 

いまテキストを確認したら記述まんまだから正だとは思う。「自らの」という言い回しの中に無過失を除くというニュアンスがあるのか、一般的な概念としてそういう責任があるという記述だからあんまり厳密に定義していないのか。たぶん後者だと思う。

 

まぁ、自らの行為を修飾語で限定していないから、完全に誤ではないという意味で正なのかも。個人的に択一形式の問題のこういうところが気になってしまう。問題を作っている人からしたら当たり前で正解不正解を選択できるという認識なのだろうが、ほんとうにそうなのかって。自分の読解力はあんまりよろしくないという説まである。

 

 

テキストありの方は探す時間がかかって、40分中30分ほどかかった。昨日問題を解いて記憶上確実に正解だと分かっていても、一応原文があるかチェックする。たしかにふだん文章を読まない人だと照合するのに時間オーバーになりそうではある。こういうのは意味を頭に入れずに字面が合っているかのみ見れば良いと思う。ちゃんとテキストに書いてある文言が問題文にそのまま載っているし。

 

これで落ちていたらそれはそれで面白いのでもちろん報告するのだが、受かっていたら、何年後かの更新の時はもっと短い勉強時間で大丈夫そう。知識の習得対象というより読み物として読んだから、おそらくその頃にもまだなんとなくイメージは残っているだろうし。

 

知識の習得対象として読むことと、単なる読み物として読むことの違い。前者は外のものとして、後者は自分事として読むから浸透力が変わってくる。おそらく後者は記憶力を使っていない。

 

いま書きながら思いついただけ。記憶力を使わないように読んだ方が情報ではなく自分の世界として残るのでは。

 

 

 

ともあれ。

 

満月さんと合流して車で帰る。満月さんはお目当てのお店が全部休業日だったらしい。巷で人気になっているりんご飴、行きつけだったケーキ屋さんとコーヒー豆屋さん、ついでにお家の近くのケーキ屋さんもおやすみ。このうちりんご飴屋さんだけは僕が別店舗に行って調達してきた。

 

 

帰り道でテレビを流していたのだが、台風と大雨の影響で新幹線が止まっていたというニュースがあった。駅に引き止められた人達は気の毒っちゃ気の毒だが、権利として行っているのか、義務として行っているのかで事情が全然変わって来る。遊びとか休みの日だからここしか行けない人は権利の側であって、台風予報は知っていただろうし、避けられたトラブルはある意味自己責任の範疇。仕事とかの義務で行った人は紛いなく気の毒。

 

満月さんのお店でも、昨日お店に来た人が台風で働く人を減らしたことによって注文から時間かかったことを不満に評価していたみたいだが、働いている人だってぽっとお店にずっといる訳ではなく、通って来ている人間であるという想像が抜けている。想像できればいつもと事情が違うのだからいつも通りのパフォーマンスは期待できないというのが分かって不満が軽減されるはずだけども。

 

こういうのって行動心理学の範疇なのだろうか。自分の立ち位置でしか物事を考えられないのは合理なのか非合理なのか微妙。どっちでも取れそうでない? 自分の理に適っているのか、状況も含めた理なのか。

 

 

うーむ。時間切れなので今日はここまで。

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。