ほんね

 

 

 

昨日書いて居なかったのは、満月さんの体調不良が移ったのではなく、遊び過ぎてラーメンを食べて帰ったらもう寝る感じになったから。

 

もしかしたら、満月さんの症状は例のアレかもしれない。ただ、僕に感染していないし、ミスチスルの「over」の風邪が移るから接吻しないということもない。一緒に体温を計ったら36度7分だったが、これくらいが平熱。免疫力高め。

 

満月さんも喉が痛くて声が出ない以外は通常営業っぽいが、想像としての例のアレは弱っている部分に症状が出るのではという感じだから、あんまり弱い部分を強いるのもよろしくないなって。とはいえ本日もデートをしてきた。お好み焼きを食べて、運試しして。夜ご飯んは満月さんがチキンフリカッセという僕の知らない料理を作ってくれるという予定だったが、喉の調子が悪くなってきたため流れた。朝に洗い物とか洗濯物とかしてくれたし、問題ない。体調不良って他人にはどの程度か分からない。

 

前の職場でも花粉症のアレルギーから声を出すのが無茶苦茶しんどそうな人(有能な新人)が居た。大丈夫かと声はかけなかったが、声って存在と近しいから出なくなったら心配するのは当たり前。声を使う仕事だったら商売道具だし。

 

満月さんが喉の痛みをなるべく緩和するものを買ってきたり作ったりはできる。チキンフリカッセは、僕が作る鶏つくね塩うどんになった。余ったてきとーつくねの照り焼きも僕のではない胃袋に収まる。

 

いいこっちゃ。

 

そういえば、性の話が云々という記事が流れてきたのだが、ここの問題って、そこに代替性があるというところ。たしかに、この意味での結果だけで言えば交換可能。そこに価値が在るとするのは悪手。もっと悪手なのが、自分の性体験ってどれだけ多かろうが一般化はできないのに、普遍的にしてしまうところ。どれだけサンプルが増えたって誰にでも気持ち良い行為はできないと想う。いや、ここを独立して捉えている人には別にあるかもしれないけども、ただ気持ち良いだけの行為って良いのだろうか。

 

僕も言うほどそこまで体験はないが、それが無いと一緒に居られない関係は割とアウトだと思われる。お互い枯れた後に何して過ごすのだって。あくまで余剰の楽しみとして扱うところにギンギンに力を入れるのもどうなのだろうな。現在では生活外に在っても良い部分。

 

レンアイ関係にアドバイスするとかは現実界でも一切しないが、あえて言うなら、相手を交換可能かどうかが最上級の問題だと思われる。恋愛脳フィーバーだとそういう風に脳がアピールしてくるが、脳の感じはあくまで解釈する前の感じ。

 

解釈した後に交換可能か。僕の歴代恋人さんは誰一人として交換可能ではなかった。誰に対しても同じように接していない。だからと言って、一緒に過ごせるかというと別問題。

 

例えば、相手に対して日常的にご飯を作れるというは満月さんが最初。一過性のご飯とかは直近の元恋人さんに作ったことがあるし、長く過ごした恋人さんは結構ヤバイ家計で作ってくれていた。おそらくそのカツカツがしんどかったから次はもっと楽をする生活圏をとなったのだろうな。いま楽をして何しているのかは知らない。退場していないかどうかすら。

 

忘れていないから想っているとされるのは一般的感覚だが、僕はそう想われるのが嫌い。

 

だって、もっとも重要なのはいまどこの時空で過ごしているかなのに、過去語りに嫉妬されたら、自分のことを話せない。満月さんはその辺分かっているからちょうど良い。良く元カレさんと類似されるが、元カレさんのように癇癪は起こさないけどなーとか、そもそもそんなに重なっているかいなとか。

 

(個人的にはトラウマ案件と想っておる。生活的行為の交換で言えばたしかに元カレさんの気持ちも分かる。この合理的世界観だと誰も自分と対等にならない。ただ、そんな対等感なんて相手に求めていない。)

 

まるっと存在を捉えているかどうかは自他に拠る。

 

 

というところで、本日満月さんが見ていたテセウスの船のドラマ。ドラマ自体はともかくとして、このタイトルは哲学的なやつらしい。

 

ある船があって、その部品が摩耗していていって、交換して、全部の部品を交換しまったとき、それはもともとの船と同じ物なのかという話。

 

これって、哲学というよりは、実感的。どこまでを同じものだとするのって、解釈的な境界がどこまであるかという話でない?

 

生物学的に人間の物体的細胞は代謝して過去の自分であった物体はとうになくなっているのに自分は統一的であるというのは解釈問題だし、その解釈を正統としている以上、テセウスの船は部品が全部交換されたとしても同じ船。

 

自分の過去を蔑ろにしている人ほど他人を蔑ろにする説。

自分が拙かった時代を無いものにできれば暫定的完成型として自分を誇れるけども、そんな生き方は結局ぶり返しがある気がする。

 

 

全然本の話書けなかった。

まぁええか。

 

満月さんがまだ起きていたらいちゃいちゃしてきます。

 

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。