アンバランス

 

 

 

日々空腹状態。

 

炊き込みご飯がうめぇ。朝の時点では鶏むね肉がメイン食材だったが、昼くらいにLINEが入って、炊き込みご飯はツナ缶で、鶏肉は棒棒鶏サラダにすればよいのではということになった。

 

何事も自分事が最近のテーマだから、ややアレンジ。炊き込みご飯には昨日買って明日から2日この家には居なくなることを考えると悪くなってしまうしらすも入れた。海産メイン。山の幸として、油揚げと椎茸、エリンギ、ブナピー、タケノコの水煮。炊き込みご飯をたくと水分量が多くなって、米がねちっとしてしまいがちだが、今回はきちんと1粒1粒に存在感が残っている。

 

棒棒鶏サラダと言えばきゅうりが必須な感じだが、その前にスーパーでサニーレタスが安かったから、これがメイン野菜になった。ネットで検索したレシピでは味噌と豆板醤の組み合わせっぽかったが、オリジナルでコチュジャンと豆板醤にした。ついでに鶏ガラ顆粒出汁も追加。フォークでぶすぶす差して塩をまぶして料理酒をかけてレンチンしただけなのに、やたらと柔らかい胸肉。素晴らしい。

 

あと刺身も買ってきた。

40%引き。どうでも良いが、帰り道のスーパー。専用のカードを作ったのだが、クレカ払いだとポイントが付かない模様。クレカで払うときには、カードを渡す意味がないのを知ったので、カードありますかって聞かれても無いと答えることにした。基準がよく分からない。現金だとポイント付くのかな。帰り道でなければあえて行かないスーパーだと思われる。

 

 

もう結構お腹いっぱいだから、あとは満月さんに食べてもらおう。

 

 

 

さておき。

 

本日のお仕事は運転講習の予定があったために、なかなか窮屈だった。午前中1つだけ研修項目をこなしつつ、先輩男子のお遣いで運転。取引相手にご挨拶。大変だと思うけどって言われたけども、今のところ大変なのは外に対するところではなくて、内側で馴れていないところがほとんどだから、あんまり気にならない。

 

昼過ぎには講習があるという感じでじりじり夕方までデスクワークをしている。しびれを切らした先輩男子がロープレしようかと言ってくれて、やりはじめようかというタイミングで講習の人がやってきた。

 

先輩男子曰く、無茶苦茶話す人だし、結構タイミングにうるさいという前置きで、むしろ業務上の理由で断れば良いとまで言っていたから、僕も節々で指摘されるのだろうなぁと思っていたら、別にそんなことはなかった。教習所上がりの人みたいで、教習所YouTubeの講習を実地でやってくれるという感じ。たしかに発話量は多い。この人の体感だと、もっとも運転が粗いのは関東の辺らしい。大阪よりも京都の方が癖強いとか、運転しながら聞いていて面白いお話。

 

運転の技術的な指摘も、細々というよりは、ハンドルワークとかアクセルはつま先で踏むようにした方が急発進を抑えられるとか、バックしているときの車の動きのメカニズムとか、何にもうるさくない。むしろ凄く勉強になった。ペーパードライバー講習を無料でやっていただいた感じ。

 

先輩男子は運転講習を見習い要件とは無関係だと言っていたが、この指導員の人は見習い要件としての運転は合格だから、他をこなすようにして下さいと言っていた。バック運転はもっと練習しとこうねというくらい。どっちが正しいのだろう。

 

まぁ、個人的は運転できる限りやっておきたい。

 

ここが気にならないようにしておかないと、接客に傾注できないという業務上の理由もあるし、このままここに住むのであればそのうち自家用車がありうるから、助手席の人がうつらうつら寝てしまうくらいのスキルを習得したいというのもある。運転がしんどいことだから運転者にやってもらっているという感覚は少なくとも僕の同乗者には要らないようにしたいなぁ。気を遣ってもらう必要がない。

 

 

 

これは日常にも言えること。

 

昨日、先輩男子との雑談の流れで、僕と満月さんの家事分担の話をすることになった。業務時間と休日のバランスで僕がだいたいご飯を作っているという事実を述べたら、「全然可愛くないですね」と言われる。これを満月さんにそのまま述べたら、ちゃんと分担しているって可愛さをアピールするように述べろよとやんわりお叱りを受けた。

 

僕としては他人からマイナスで評価されることに何もダメージがないというか、他人にとっても良い人だと評価されるようにパートナーをアピールする意義を感じないからちょっと衝撃。この辺り、満月さんは女の子っぽい。

 

僕がかいがいしくやっているんですよって言ったと満月さんに捉えられてそうだが、特に何の虚飾もないニュアンスでしか話していない。

 

僕はできることをやっているだけであって、満月さんもできることをやってくれている、というバランスを、あえて他の人にもフラットになるように表現する意義ってどれくらいあるのか。

 

ここに反応するということは、満月さんの深層に何かあるのかもしれない。

 

僕は自家用車を持っていないことに対してこの車社会の愛知県での普通としてどこかに行くときにパートナーに連れて行ってもらっているのかとやや侮蔑的なニュアンスで言われることもなくもないのだけど、これに対して何にも感じない。ただ、世界観が違うし、満月さんは運転に対して、こんな優越感というか自分だけがやっているという感覚はきっとないだろうという具体的な自分の世界での体感があるから、運転できなくて申し訳ないという感覚は最初に乗せてもらったときから無かった。

 

ありがたがれよという感覚の人に同乗すればなんとなく分かるような。

相手にできないところでできている自分に対する優越感で生きている世界観。

 

満月さん一家の人達にはそういうところが全然ない。

お母様に甚平を縫ってもらったのだが、縫えない僕に対して劣等感を抱かせることはないし、お父様はよく分からないけども、人生経験からのマウントも全くないし、弟勇者も僕に対して何もない。

 

 

やれやれ。

 

自分事にする世界観はとても地に足が付く。

宅建はさすがに取れますよねって言われて、それはさすがに取れますわとビッグマウスが起こったのだが、自分がやってできることについては、プレッシャーをかけて言っても問題ない。あと55日らしいけども、55日って回数ではないから時間換算だともっと増える。

 

これで駄目だったらさらに面白い。でも、そういうことにはならないだろうな。

そろそろ過去問演習しなければ。

 

 

本の話もある。僕は最終的には文章界隈で生きたい人なような。

とはいえ、文章で存在感を出したりする質でもないから、何かを書いて世の中に出す感じでもない。

 

凄くどうでも良い話が最後。

満月さんは先輩男子に可愛くないと表されたことにダメージを受けていた節がある。これは僕が満月さんを可愛くないとアピールしたという屈折的な読み方もありそう。

 

僕は自分が外から良く評価されることに対してあんまり良いイメージがない。何を無いものねだりと評されそうだが、男前とか、賢いとか、正味知ったことではない。むしろイメージが固まった世界だと身動き取れなくなって大変。

 

誰か1人に良く見られればそれで充分。

 

だって、どれだけちやほやされたって、選べるのはこの日本だと1人しかいないし、浮気は面倒過ぎてすることはない。浮気って男も女も自分の価値を他で見出したいという願望があるからだと思うが、相対的なところでは生きていない。

 

まぁ、現代日本だと、別にパートナーいないまま一生1人で過ごすことも許容されているし、特にあえて求めなくても良いような。僕も1人で一生過ごしても良いかなというところにたまたま現れただけだし。

 

パートナー関係で外に見えることが大事だと、ナカがおろそかになるよなぁ。

 

ここまで。

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。