まっすぐ

 

 

 

楽しんだ5連勤がおしまい。まだ14日くらいしか勤務していない気がするのだが、なかなか濃ゆい。すでに2か月目と換算されているのもおもろい。体は疲れているような気がしないでもないが、三連休なので問題ない。

 

 

なかなかの雨模様な朝。遂に雨合羽が発動するかと思ったら出発するタイミングでは止んでいた。残念。グーグル先生から8年前の写真を振り返ろうというと言われる。長野で本の師匠と行った高山公園だった。キャリーバッグをころころして図書館を梯子して本を一杯詰め込んでくる姿を見て師匠に認定された。この人、今の苗字は何になっているのだろうな。

 

涼しいなぁと思って出発したら、着く頃には命に届く日差しで汗が滲む。ハンドタオルを忘れたからコンビニで水と一緒に買う。

 

到着。本日は外回りはなしで、先輩男子に付いて行くことになっていた。割と住んでいるところから近い。その前にペップトークについてちょっとお勉強。指摘の言い回しが与える影響というのは、この概念を知る前に既に我が身で分かっていた。忘れ物するなとか、こぼすなとか言われると、否定型の言葉の前の名詞やら動詞が意識されて、逆にそういうことをしてしまう。指摘する側は語彙が分かり易いし言ったつもりになるのだが、実はそんなに伝わっていないというギャップを感じようという概念なのかな。

 

僕は人に言うときはあんまり気にしていないというか、否定として捉えらることはあまり言わないような気がする。指摘しない方が上手くいくことの方が多いような。指摘するより、できたときに賞賛した方が成長を歪めない気がする。

 

満月さんの顔を撫でまわして丸いとは言う。これは他人の女性に言ったらアウトだし、満月さん的にもアウトっぽいが、滑らかに丸いって良いことだと思っているので素朴に言っているだけ。ペップトークだと小顔で丸くて造形的に秀でているとかになるのかな。ペップトークのなんぞやは知らないけど、こういうのって言い回しの前の人格の話なような気もする。どんな言葉も素直に受け取られる関係性があれば、何を言ってもかどが立たない。こんなのはただの理想の話か。

 

 

そうして。

先輩男子に同行。タイミング的にタイマンになったからお客様とも少しお話した。たぶん同じことをお話されているという感じだが、気にしているからこそ定型文として言語が固着されているのだろうな。これは良いとか悪いとかの問題ではなく個性のお話だから、それを踏まえてどうするかというだけ。

 

帰ってきて、また外回りに行かせていただこうとなっていたところ、僕の運転に対して危機感を持っている店長主導なのかどうかは不明だが、先輩男子とドライブすることになった。

 

助手席の先輩男子は、ほとんど何も指示が無く放っておいてくれる。なんならあくびなぞをしている。こういう他人をどうでも良いとしているというか、ほんとの危機感はドライバーが持っているだろうという距離感はとても楽。交通量多くて車線変更できないのも叱咤はせずに、ではこういうルートに行けば良いとかナビしてくれたし、駐車がうまくできなくてセンスが無いとかも言われたが、もともと先輩男子もセンスは無かった模様だから、できない人のことが分かっている。

 

人間的な相性はたぶんよろしくないのだが(僕と人間的に相性が合う人とは如何)、どうでも良さが割と好きになった。こんなドライバーでも雑談くらいはできるから、色々と掘り下げた。どこの大学出身とか、なんなら結婚が一番したいとか。同棲生活が楽しいのかと聞かれたが、楽しいと答えておいた。同棲生活の楽しさは相手に対する熱というより、生活の基盤の方だと思われる。分担ができて良いよって言ったら、僕は家事が苦手でしないと言っていたから、結婚相手は主婦志望の人を選ぶべきかもしれない。

 

 

そうして、帰ってきて、店長に運転技術は3点(150点中)と報告された。店長はお客様を乗せるのはまだまだ先だなと言ったところ、先輩男子はすぐできるようになるんじゃないですかと言ってくれたのがちんまり嬉しい。助手席で眠そうにしていたくらいだから、基本的なところは問題ないのではないかという説。ほんとにやばかったらヒヤヒヤして眠気が出てこないような。いや、あえて眠そうにしてくれたという説もある。

 

絶対的に経験を積めないから、本日はYouTubeで運転動画を見て勉強している。そもそもの基礎が無いから、癖が付く前に正しいところを学習しておこうという話。移動手段ではなく仕事で使う道具だから、ただ移動できれば良いというところが執着点ではない。

 

ほとんど交通量がない運転環境からいきなり交通量多い、なおかつお客様を乗せる環境にするなぞハードルが高すぎる気がするが、今までの経験上、自分が決めたことでできないことは無かったし、これで良いと思い込まないし、まぁなんとかなると思われる。もともと世界において自分が良ければ良いという指標で生きていないし。

 

はい、運転の話はおしまい。

 

自転車でコンビニに寄ったら、また同じ店員さん。話しかけてくれたので、お話してなんなら友達認定で良い。ちょっと聞いたら、煙草の店長の教育ではないかもしれない。自発的に覚えてくれた模様。日本語のイントネーションを覚えないといけない感じがするから、今度レジで話す機会があれば、もう少し雑談しても良いかも。

 

 

 

やれやれ。

 

ドライブの時に先輩男子に、ハマったこと、ハマっていることって何かあるのですかと聞かれた。喫緊で64スマブラをやっているということを言ったらスマブラガチ勢だったらしく、熱が出るまでやったことがあるとか。ちょっと麻雀の話になって、どの役が好きかという話になったり。

 

ハマるということで言うと、僕は何にもハマっていないような気がする。本とか文章は日常的に読んでいるし文章も書いているが、ハマっているかというと違う。むしろハマって集中力が絞られる状況を特に良いとも思わないという。これが生きがいというか、生きていることすら意識されないハマり具合はほんとの天才以外は思春期を越えたあたりからあんまりしない方が良いような。

 

もちろん、生きていることが意識されないという感覚は大事。これが映画だったり、他の余暇の使い方だったり、なんなら倫理的にややアウトローだったり。体と意識は定期的に離さないと、体に意識が癒着してしまう。

 

意識では身体は操作できないから、そこの調整の為に、色々な道具がある。

 

ような。

 

どっちでも良いけども、あくまで身体が前提なのか。

 

 

はい、何が語られているか不明だがここまで。

おやすみなさい。

 

良い夢を。