革新

 

 

 

22:18から。

 

 

明日、満月さんの幼馴染さんがやって来るとのことで、リビングだけ超特急で来客用に整えた。僕は明日仕事だから仕上げはお任せしよう。

 

あと、家事については料理と洗濯と。ご飯は厚揚げで麻婆豆腐と、鶏むね肉の鶏ハムで棒棒鶏サラダ。鶏ハムはかなり簡単で美味い。常温に戻してポリ袋に入れて塩とハーブソルトと味の素と水を加えて空気を抜いて縛り、熱湯に入れてもう一回沸騰したら蓋を閉じて火を止めて1時間ほど放置するのみ。

 

タンパク質の凝固温度より低いからか、かなりしっとりする。これは常備して問題ない。時間がややかかるだけで手間はほとんどないから仕事日でも作れるし、お米食でもパン食でも使えるし。最初に満月さんが作ってからもう3枚目になる。

 

 

さておき。

 

お仕事日ではないのにお仕事の話も入って来る。

 

これは職場がブラックなのではなく、僕のタスク管理が甘いから。時給制ではないし緊急事態は仕方ない。ただ、明日の準備ができていないという指摘に関してはやや理不尽ではないかとも思った。新人のタスク管理は上長のお仕事でもあるのではと。もっとも、これは僕のまだ狭い仕事の視野だからそう見えるだけであって、もっと広い視野から見れば、僕がもっとできるはずだったという見え方なのかもしれない。

 

一応何がタスクとして残っているのかとか、問題は何処にあるのかという項目は頭の中にはある。それが物理的な時間というか動きに追いついていないということ。これで考えると、店長の中で流れている物理的な仕事時間と、僕の中のそれにギャップがあるのだろうなと。これは別に、だからもっと慮って欲しいとかではなく、単に現時点がどういうものなのかという分析であって、他責ではなく内省の話。

 

現状の問題を認識しないと改善もできない。

結論としては、当事者意識の薄さになる。当事者意識って自分事にするとイコールみたいに言われるけども、厳密には、その仕事における通常の塩梅という意味合いだろうな。僕の素は物理的な時間を全然気にしないし、この意識を持って来て当事者になっても役に立たない。民法で言うところの「善良な管理者の注意義務(善管注意義務)」と近い。自分事ではなく、そこに携わる通常人の注意みたいなもの。

 

ということは、仕事における当事者意識は持つ(持ってくる)ものではなく、経験しながら積んでいる、習得すべき項目になる。普通の感覚ってもともと持っているものではなく、努力項目なのだとすれば、素がどうあれ、だいたいの仕事は誰でもできるということになる。でないとこれだけ業種が氾濫することもないだろうし。

 

 

調査。

 

僕の仕事がほんとうに遅いのかと、「転職 3ヵ月 仕事 間に合わない」とかでグーグル先生に聞いてみた。どうやら、新卒でも転職でも「3ヵ月の壁」というものがあるらしい。ストレスが溜まって来て、辞めたくなる症状だとか。個人的には全然辞めたいとは思っていない。ただメイン作業よりサブ作業がこなせていないから歯がゆいなという感じ。

 

3ヵ月くらい経つと仕事の全貌が見えてくるみたいな話もあったが、僕はまだ中腹までくらいしか見えていないなぁと思いつつ、仕事術の方に情報摂取が移った。タスク管理の為には優先順位を把握する必要があり、優先順位を踏まえてTODOリストを作れば良いという話があったが、そもそも優先順位も流動するような。ともかく、不測の事態しか起こらないことを踏まえて、タスク管理を設定する時間を少しでも取るようにしていく。

 

仕事術の本は、何か見繕って1冊読んでみよう。

 

 

あと、キャパオーバーという単語も出て来た。たしかに仕事量に途方がくれてパンク気味ではあるのだが、キャパオーバーの症状にはなっていないような自己診断。負荷にはなっているが負担にはなっていない。いや負担としている部分の仕事の爪が甘いのは自認しているから、負担と解釈している部分も負荷とする当事者意識を持たねばなと。

 

誰かがやってくれると思って仕事しているのではないかと店長に言われてもやもやしたので、いつも使っているメモ帳に言語化してみたところ、世界に他責にする言葉は全くなく、今後どうやってこういう事態にならないようにするのかという具体的な絶対動かせないタスクやら、当事者意識やら、今後どうしていこうかということばかり。

 

心は折れていない模様。

もう少しで点が線になるという手応えがあるのかもしれない。頭の中にあるものが物理的に現実化されるようになるともっと楽になるだろうという楽観。

 

怒られるというか、指摘についてもそれを発する側からすればエネルギーが消費される疲れることであって、そこから学びがあるのであれば、ありがたいことなのだよな。

 

もちろん、気に当てられてこちらも疲弊するけども、こちらとしても疲れるだけではもったいない。

 

 

という感じで、学びがあったというのがお仕事の話。

休日にお仕事が残らないように調整できるようになろう。

 

 

やれやれ。

 

 

風の歌を聴け」は読み終わった。

なんとなく、村上さんの後の作品のひな型になっている要素が多い感じで楽しかった。レーゾンデートル

 

読んだ本の内容も頭の中で留めずに言語化して現実化していくと良い段階になっているのかもしれないと解釈しつつ、本日はここまでしておく(眠いので)。

 

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。