条件付け

 

 

 

きちっと6時には起きたが、バレー漫画を一気読みしていて活動するのが遅れた。この漫画が好きなのは、凄いキャラクターはバレー以外もきちんとしているというところ。いただきますをしてご飯を食べるとか、自分をメンテナンスしているとか。

 

次の日曜日まではパブロフの犬をする。試験日当日にお弁当を作って行くか、前日に日記時間を確保するのかというどうでも良いことを検討中。なるべくリズムは崩したくないというのと、当日そんなに食べる気にならんだろうからコンビニで軽く買うので大丈夫な気もするし。去年はカロリーメイト買ったが、結局余ったのだよな。

 

昨日確認した時点では予約がいっぱいだったが、今朝念のためチェックしたら理容院が1枠だけ空いていたため、予約して昼過ぎに髪を切りに行く。某カフェのドライブスルーが満車で、蕎麦屋さんだったかに行列ができていた。天気が良いと人も多い。昨日買った新刊枠は思って居たのと違って面白いが、読書時間の締めには不適だから帰りに本屋に寄る。「不在」という確かこの作者2作目の本。

 

主人公が何かの作者で、サイン会をしているところから始まる。「私はいったい誰なのだろう」。ペンネームの時は作家で、本名の時は肉体にまつわる属性(納税負担者など)付きで、役割が付いていない曖昧な存在だった頃は、とか考えている自分は何者でもないのではないか。というようなことを考えていて、なんとなく分かるな。自分の本名もここでの名前も好きだが、名前と自分はそれほど一致させていない。ただ、ここから、親しい間柄ならともかく一方的に渾名をつけて呼ぶ行為はどういうことになるのだろう。相手の部分を間借りすることにならないだろうか。本名を知る前に本名と同じ音でひらがなの渾名をつけて内心呼んでいて、一致に驚いた。漢字表記と書き分けている。

 

なんにせよ、ここの「不在」というのは、相手の中に自分の存在が無いのかあるいは逆なのか、楽しみだ。

 

理容師さんが、ぼそっと昔の自分が今の自分を知ったら眩しくて生きていられないのではないかと呟いた。結婚して子供もいて理容師だとか。昔荒れていたとかそういうのなのだろうか。僕は過去に向けてそういうのはないが、未来に向けて、そろそろ自分に期待しても良いのではということはある。いちいち駄目だとか考えなくてもちゃんとやるだろうし、自分が自分で在ることに罪悪感を抱くのも無駄だよなと。

 

問題解いていて。僕に足りてないのは思考力ではなく想像力ではないかと思った。問題が正解かどうかに思考が向いて、それが正解だとしたらどういう事態になるのかまで考えが及んでいない。他の本だったら想像力も駆使しているのだが、勉強においては想像力を閉じるという癖がついている模様。この1週間で開く訓練をしよう。もはや新しい知識を得るような段階ではなく復習していくだけだから並行できる。

 

まぁ、期待を自分が誰かにとってどうであるかに向けるのはなかなか勇気が必要だが。むしろ無謀とも言えなくもない。いつまで間借りできるのか。癒しの要因で要員。

 

復習がてらおべんきょの話を書いておこうか。法律が権利という概念装置を創って、要件と効果に分けた意味を考えていた。いや、こんなのおべんきょではないか。もっと前段階のことで教科書にも載っていない。権利は観念でしかないとは書かれている。所有権とかの物権は物ありきで、私有財産制と取引経済の文脈だから分かりにくい。債権も分かりにくいが、例えば、売買契約が成立することで、売主は買主に対して売買代金を支払えと言えるのだが、何故契約が成立することによって相手に行為を強制することができるのかを説明するための概念が権利(ここでは債権)であり、効果でもある。この効果のためにはどういった最低限の条件があれば良いかというのが要件の話で、この場合は売買契約という合意が要件になる。で、合意の内容が①財産権の移転と②対価としての金銭の支払い。

 

いや、細かいし分かりにくいな。要は、権利という観念と現実に起こった事象を媒介するのが要件で、その権利を持っている人は現実的に何ができるのかを効果として分解をすることで、ルールと現実を調整するための装置。書いたら自分の中だけですっきりした。

 

さておき。

 

あぁ、時間がなくなった。2000字切るのは久々だが、今日はここまで。

 

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。