画餅

 

 

 

昨日は遊んでいて最後に餃子の王将でたらふく食べて帰ったら寒いわ眠いわで眠ることにした。満腹と文章は合わない。

 

寝ることにしたのになんだか寝不足。慢性的になると隈の辺りのはだが荒れるから指標になる。昨日持ち帰りにした完全栄養食の餃子を満月さんといただく朝食。マスク社会万歳。そろそろ無くなっても良いと思ってはいる。髭剃りの手間はなんとでもなるし、マスク美人ももう見飽きた(失礼)。すぐ切り替えられないのも分かる。

 

ミーティングに向かう満月さんを見送って、ハローワークに行ってきた。徒歩で1時間くらいを見ていれば次回以降も問題なさげ。実家から幼稚園と小学校の登校時間と同じで当時は最後の坂が地獄だったのだが、今だとどれくらいで歩けるのだろう。おっさんが歩いていたら間違いなく不審者扱いされるような道のり。やってきた大人と知り合いであることが高確率だけども。それくらいほんと狭い世界。狭さの意味が現代とは随分違う。インターネットが導入されていたら世界線が変わったろうに。

 

期間満了は会社都合扱いで失業手当が来月には支給される。社会保険って憲法27条に基づく権利を満遍なく薄く保障するような仕組み。働いているうちは凄く引かれる感じだが、再就職したい人になりうる人が雇用者だし。無職なのにお金が入ってくると揶揄してくる満月さんには負けない。いや、満月さんも特に僕を卑下している訳ではない。ただいじってきているだけ。いちいち気にしなくて良い。

 

 

ハローワークの職員さんと話して他人と話す脳が活性化される。面白い。前職でどういった仕事をしていたかを聞かれたとき、これしか無いではなくて、どこまで話すかなになっている。別に営業秘密の固有名詞めいたものは使わなくても、いくらでも説明は詳細にできるが、そんな応答はここで求められていないの分かるし。抽象化というより一般化しないといけない。言葉の用途はもともとここにあるとしても、相手が処理できない情報量を発話したところでまとめるのが大変になる。だから、何がポイントなのか重要。端的には電話応対での操作案内なのだが、専門のシステムで道筋はひと通りではないから、案内というよりは相談を受けて相手に答えを見つけてもらうという感じ。

 

特に発話をしていないけども、職員さんはコンサルな感じなのかと解釈してくれて、コンサルが何なのかはよく分かっていないが、流石の歴戦の職員さん。再就職楽しみ。

 

その後満月さんに会ったら、いつもより話しているから他人と話している硯を見たい、何を話したかトレースしてくれと言われたが、しなかった。あんまり話さなくても通じる人にあえて発話する必要はない。そこでやきもきされているのも分からなくもないが、満月さんも随分省エネしている気もするし、それで良いような。お互い勝手に風呂掃除して二重になる感じだし。だいたい相手が何をやったかは分かられている。

 

 

やれやれ。

 

アニメパート。バクマンは終わって、今は三月のライオンを見ている。僕は将棋も少しは齧っているのでなんとなく将棋パートも分かる。でも、ヒカルの碁と比較すると、碁漫画で碁パートほとんどなく表現したのとは随分違う。この辺りは好き好き。

 

いじめのパートは個人的になんだか泣けてくる。明確にいじめられたということはないのだが、学校のヒエラルキー陽キャではなかったから。今はふぇいふぇいしているキャラだからなんともない。誰かと関係していることがどうでも良い。

 

いじめの証拠という話。そんなものはないのが当たり前というのは分かりみ。被害者が声を上げたのが1つの証拠であるというのは、感動ものだがやや微妙。言ったもの勝ちで悪用される可能性もあるし。もちろんこの漫画の文脈だと、無証拠に特定の人を敵としているという空気感が前提だから、証拠は全体の空気にある。

 

証拠は言葉なのかというのがまずもって無いと思っている。

言葉が響かせるのは現実ではない存在であって、裁判における供述証拠もその人にとって現実がどうであったかという描写であって、真実はそこだけでは決まらない。

 

綺麗に自分のことを書くためのお化粧が言葉というのもありうる。僕は詩作にはとんと疎いが、詩とか文章を自分を綺麗に見せようとして書いている人はいっぱいいるよなということに気付いてきてしまった。

 

良い風に見せるでも悪い風に見せるでも、言葉は結局言った(書いた)者勝ちだから、そこに人物像があると思われがち。言葉って基本他人用のものだから、誰かがまるっと自分の人格を描写できることなんてない。

 

(なので、自己紹介文章は基本的に信用していないです)

 

まぁ、でもここって、自分をなんとするかという話になってきて、自在だと思ってきて面白い。一応僕もここまで人生を送ってきて人とも接してきているから、相対的な自分像はまぁぁまぁ確立してきて、とはいえ相対を必要としない自分もやっとこさ現れてきて、あとはどう可動するのかという感じ。

 

誰かとか何かの為にしか稼働できない自分はどうも違いそう。

 

この話分かりますか?

 

分かったところで別に仲間になる訳でもないけども。

 

 

本の話は今日も書けなかったか。

読んではいます。

 

こんな感じでおしまい。

 

おやす