初出勤

 

 

 

前日に準備を終える派だから出発時間の30分前に起きても問題がない。満月さんが休みで、ごりごり豆を回したコーヒーでまったりする時間もある。禁煙職場だから朝の一服はなし。

 

初出勤は正直楽しかった。

 

なんというか、個人主義な感じが良い。

 

規律はぎりぎり緩いところで攻めて、営業成績の方が大事なところとか。ノルマがあるというより、給料が上乗せされるためにはここ以上の売上というイメージ。

 

挨拶の口上も特に要らなかった。ほぼほぼ放置で車内システムの初期設定やらeラーニングをひたすらこなす初日。やるからには楽しめるところ(社内の戦力になるところ)まで早く行きたい次第。いまのところやはり懸念は運転の項目だけのような気がする。地元の人は車が無いと生活できないような習慣だから運転技術は問題なく、軽々とクリアする項目らしい。

 

研修項目そっちのけで雑談に実践的な話を盛り込んで来る店長が楽しい。

向こうも即戦力的に期待しているみたいだが、個人的にも好きな感じの人格。前職の先生と近くて、親切で柔らかいけれど、底が見えないというか、冷たいところがなんとなくあるところ。

 

営業職として優秀だから気遣いがすげぇ細かい。たぶんこの人に倣っていけば問題ない気がする。ガイドっぽい人物が現れるのは恵まれている。細かい研修情報はともかくとしても、実際に働けるようになってからのノウハウは半端無さそう。

 

なんで印象が良いのかはよく分からない。何万人も営業してきて人を見てきている眼力からして、何かできそうというのがある模様。まぁ新卒から比べるとはるかに経年していて1日目なのに店長の貫禄があるみたいなことを言われた。貫禄を言われたのは正味生まれて初めてかも。

 

人がよさそうだから割り切りも大事だよと初日に言われる。

かなりの鋭さ。厳密に言えば自覚症状では人が良いのではなく譲ることができる余地が広いだけ。仕事になれば操作できる気もする。自分のもともとの価値観が通じるような領域ではないのが仕事だろうし。

 

個人的には新人レベルでできるようなこと(トイレ掃除とか開店準備とか)はeラーニングしながらでもできそうだから、1人でやって良いか聞きながらささっとできるようにしたい。どういう形態なのか全貌は全然分かっていないが、店長の負担が多すぎるような。

 

 

とりあえず、見習段階を最短で脱出することを目指す。

時給制ではなくやった分だけ対価になる仕事って初めてだから楽しみ。

 

 

あと、宅建も3ヵ月あれば受かると思いますくらいなビッグマウスになっている。

実際の手応えとして大丈夫そうだし、サボらないからいけると思っている。これは目標設定という未来ではなく、いまを続けていれば問題なかろうなという目測。

 

このビッグマウスでも司法試験の勉強をしてきた年数があるという事務情報でまかり通る。勉強した年数があったとて、そこで何も残っていなければ何の実績にもならないから、これは何の自慢にもできないとは思っている。

 

ここに自負は全くない。

 

ほんとに賢かったらすぐ受かって弁護士なりになっていただろうし。まぁストレートにならなかった回り道こそが本筋だと思っているから、自負はなくとも負い目もない。

 

自分が賢いと信じていないことで賢く見られるというのはありうる。

どれだけ知識があっても(無いけど)、無知の知で居られるから、知識偏重にはならない。

 

能力が高い人は、自分は弱者を差別していないという意識があるけども、能力については差別意識があることを気付けないという話があったな。岡田さんの動画。

 

僕のもともとの能力はちょっとした記憶力くらいでしかないし、記憶って現実ではあっても事実では無い。事実と捉えるのが普通だが。

 

 

 

やれやれ。

 

もちろんお風呂読書もしたのだが、仕事譚の盛り上がりに釣り合う熱量がなくて、バランスが取れないなぁと。ナカではソトがどんなに盛り上がってもおんなじ感じで毎日盛り上がっている。だからこそブランクあった仕事でも問題無かったし、仕事がどれだけ充実しようが僕は毎日本を読むことはやめないと思う。おそらく休日でも日中は侵食されうるだろうなという予感はあるのだが、夜はきちんと自分の時間を確保できそうな。

 

 

たぶん、こういう人生観は一般的ではないような気がしないでもない。

ただ、僕はやっとこさ自分で過ごして良いのかなと思って来たから、これからもっと自在になるしかないのだよな。

 

お母様も貴方は人を見て来た人だと仰せ。これからは観測を越えて参加する時機。

 

何が書かれているか分からないと思う。僕もあんまり分かっていない。

 

僕が自分で居るということの存在の中に、僕だけが都合が良いというという感覚がなく、いやそれで生きて良いよなというだけ。

 

まぁこれからこういう感覚が現実化できていくと思われるので、続きをご期待。

 

正味、僕の文章のフォロワーさんがこれに何を楽しんでいるのかはよく分からないのだが、読みたいのであれば開いていますというだけ。

 

はい、もう寝よう。

 

明日は定休日なので家事パート。

 

おやすみなさい。

 

 

良い夢を。