せいかつかん

 

 

 

1日出勤して1日休みで、そこから4連チャン。そろそろ疲れて来たかと自分の貌を鏡で見てみたが、全然元気。シュッとしている。

 

まだ何も実績を出していない段階で言う事でもないのだが、単純な疲労度で言えば昔の仕事の方が大変そう。時間単位で実績が管理されていて神経を休める暇がないのに比べれば、実績が管理される単位というか納期がもう少し長いから、その意味では楽。その納期単位で段取りを組めば良かろうし。ただ、時間ではなく実績で管理されるということは、なんとなく真綿で首を絞められるようなプレッシャーがあるような。かちかちにごりごりで組んだら突発に対応できないから首が回らなくなる。

 

 

どちらが合うかは管理の枠がどの程度が馴染むかによりそう。例えば考えて計画とか予算(自分の肉体という資源も然り)とかを調整したくないのであれば日単位、時間単位で働く方が体はしんどくても頭は楽になるだろうし。

 

僕は特にやったことがない癖に、月単位の間延びした実績で管理されて調整していくのは案外合うというか、できそうな気がする。この日にこれをしてあれをして明日は云々みたいな日々細々計画を立てるみたいなことはしないとは思うが、頭の中に来月のことを意識しておくだけで、なんとなく無意識の調整が入ってくるのではという感じ。

 

Twitterを更新するとかもあるようなのだが、ちょっと担当してみたい。笑

 

本日がこの業界でもっとも忙しい1日なのだろうなという感じ。

フルスケールで朝礼やら夕礼やらが行われていたし、助っ人の人もやってきていたし。

 

この助っ人のオールラウンダーというか、ユーティリティの人で、忙しそうな店長には聞けないことをいくつか聞けた。印象としてなんなら、先輩女子も先輩男子も店長よりこの人に懐いているような感じ。まぁ店長は上からノルマやらでお叱りを受けているだろうし、もっと熱くなれよみたいな発破をかけざるを得ないから、合わない若者もいるだろう。こういうのも働き方改革のような。売上を維持というか守るタイプと、攻めるタイプに分かれても良い気もする。

 

明日は面接の時に少しだけ話したお偉い様が登場する模様。

先輩男子が怖いですよと言っていたが、たしかに僕の印象でも面接をしていだいた社長より空気が強かった。もちろん面接でオーラを全開にする社長は居ないだろうからなんとも言えないが、ずかずか感がなんとなく凄かった。もちろんパワハラには至らないバランスで。

 

もしかしたら、無茶振りで明日朝礼担当になるかもなと思って準備している。

3分間スピーチなるものもあるから、頭の中で原稿を起案。会話よりはスピーチの方が楽かもしれない。キャッチボールの順番待ちをしなくても良いから。

 

そういえば、助っ人さんは仕事ができる人だと思った。

僕の左手マウス操作を指摘してきたのは店長とこの人。左利きなのかと聞かれて、前の職場からの癖ですと答える。違和感に気付ける目を持っているって観察力が凄い。そういうのが営業力になるのだろうなと。

 

 

何も語っていない仕事の話はこの辺で。

まぁ仕事ができるようになればなるほど個人情報とか機密情報的に語ることはなくなっていくような気もする。具体的な会話をスケッチするのもきっとアウトだから、デフォルメするようになる。

 

 

さておき。

 

本日の夜ご飯をどうするかと満月さんに相談すると、塩サバを解凍しているからアクアパッツァにすれば良いのではという返答。了解。

 

アクアパッツァが何料理かは知らないけども、要は洋風水煮だろうなと、スーパーでベビーホタテを買って、あとは冷蔵庫で調達。ブラウンマッシュルーム、しいたけ、アスパラ、トマト、長ネギ、ついでに塩サバの臭みが消えるかなとセロリも入れてみた。味付けはハーブソルトと黒コショウ。洋風に寄せて、煮るための水分は白ワインにした。

 

最高の臭み消しはにんにくだと思う。1かけをみじん切りして、塩サバを焼く前にオリーブオイルで熱を入れる。完成品は美味しいのだが、塩サバはあくまで塩サバの味として決まっている。その塩味ときのこ類のだしとセロリとトマトの清涼感で水煮感が出ている。

 

副菜は作らなかった。作れなかったと言っても良い。

もうちょっと遊べるようになればイイな。全盛期だともう少し色々作れていた。

 

ともあれ。

 

明日の出勤が終わると、明後日は満月さんの誕生日。

ほんとうはレンタカーを借りて助手席に乗せて映画を見に行って、プレゼントを見繕って、ケーキを買って帰って夜はパーティという予定だったのだが、諸事情によりレンタカーは断念したが、それ以外はきっと実現する。

 

映画は噂のジブリ

ネタバレない前情報だとアート作品ぽいらしいから楽しみ。解釈が一義に押し付けられる作品って昔は好きだった。例えば、は省略。アートっていうことは見え方が開かれているのだろうなということであって、満月さんも自分の解釈が正しいとしている人ではないから、楽しく鑑賞できそう。

 

プレゼントの話。

プレゼント(贈与)の概念って結構難しい。満月さんは別に要らないと言うのだが、僕は個人的にプレゼントしたい。

 

贈与って一方的に与えるとか貰うでは済まないところがある。

なにせただだから。ただであるということによって関係の継続を縛ることになる。プレゼントしたのだから、何かが返って来るという意識は無いだろうけども、関係の継続に対しては無意識で認証があると思われる。法的に括れないところだから、民法の専門書の書きぶりもなかなか歯切れが悪い。

 

僕としては、こういうところとは関係なくなんとなくイアリングをプレゼントしたいなと思っただけ。値段は安価な物しか買えないのだが、なんとなく暖色系がそろそろ似合うのではという感じ。最所は寒色系のグリーンとかブルーかなと思ったのだが、オレンジとか茶系でも良いのではとなっている。

 

喜ばせたいとかなんとかの日には渡すべきみたいな感覚とは別の話。

僕もこういう義務的な贈与と返礼みたいな物々交換には合わないし。

 

 

これって変な話、ネット社会におけるスキとかチャンネル登録とかコメントがモチベーションになりますみたいなところとも繋がっているような。見て反応してくれる人が居るから続けますみたいな感覚。

 

僕としては、これがないと続けられないのであれば、そんなに好きではないというか、むしろ送り手と読み手が乖離している感じがする。

 

せっかく文章なり動画を作ったのだから、そこに反応が無いとインセンティブが云々という感覚はもちろん理解できる。馬に人参をぶら下げて走らせるという意味で自分を叱咤しながら作っている。

 

ただ、同じように括られるとちょっと困ってしまう。

 

岡田さんの言で、能動的に動かないと起きない結果については「作る」という表現を使うべきという話があった。彼氏彼女ができないという表現は正しくなく、作れないという表現を使うべきという文脈だったけども。

 

「作る」と「できる」の切り分けで言うと、僕の文章は文章時間を「作っている」から「できている」ものであって、僕が能動的に確保しているのは文章を書くことではなく、書く時間でしかない。

 

この微妙なニュアンス伝わるかしら。

 

これで言うと、僕に対する満月さんの関係は、パートナーを作った訳ではなく、パートナーが居る余白を自分の中に作ったから、できたとか顕われたみたいな表現になる。能動的に活動できることはマッチングアプリとかで人を選ぶとか人に選ばれるみたいな場を作ることではなく、人と一緒に過ごせる余白を作ることなのではという感じ。

 

いや、これは僕ががつがつしなくても済むようなとっかえひっかえだったという反論もありうるのだが、がつがつした時期には全然上手くいかなくて、寧ろ1人で良いわとなったあとの方が上手くいっている。最終人物が満月さんで良かった。

 

これは文章も同じことで、具体的な読み手を意識すると、文章が狭まるから辞めたら伸び伸び書けるようになった。いちいち反応してくれるようなヘビー読者は居ないし、突発的に反応してフォロワーになってくれた人も、反応よりただ読んでくれれば良いと思っている。

 

突発的にスキをしてくれた人は、語句検索からやってきたのか知らないが、何か響いたという意味では面白いけども、あんまり長いこと読んでくれる人ではないような気もする。いや、具体的な個人のことは分からないから定かでもない。

 

あら、本の話を書く前にこんな文字数。

まぁ毎日読んでいるのは変わらないし、そのうちまたこのパートの文字数も増えだすから、ここが気になっている人が居るとすれば、少々お待ちを。

 

はい、ここまで。

 

短文傾向の風潮に対抗して、毎日5千文字くらいにしてみたいところ。

5千文字までいったことはまだないような。

 

おやすみなさい。

 

良い夢を。