思考開始
本日は21：34から。
お仕事。なかなか追い立てられている感じ。忙しさで言うとおそらく大したことはないのだが、忙しさの全貌が捉えられていないからなかなか大変。研修項目をこなすのに思いの外時間がかかって帰ってくると、整理する間もなく実践項目の教えとロープレをすることになった。
お母様から熱海のお土産が届く予定だったが、ロープレしてくれるのは僕を残業させたいのはなく先輩男子の好意だから、断ることはできない。ほんとうはもっとやるべきだと思うが、おそらく本日で終了。結晶的な情報を反芻して実践化するしかない。店長は当たり前のことを教えるのは苦手だろうし、ロープレをしても例外的な変なストーリーになりそう。
追い立てられると感じるのは時間の捉え方が極端に短くなっているからだろうな。レスポンスまでの時間がより短くあるべきという教えだから当たり前だけど、それだけの視界では何も見えなくなくなるから、もう少し俯瞰で見られるように意識する。あと、優先順位の把握。
ともあれ。
家にたどり着いたら、案の定不在票がポストに入っていた。この地域の配送業者さん、仕事が早すぎる。19時から21時の配達希望時間で19時3分に不在票。直通の電話が無かったから、19時半以降に届けてくれるとありがたいですと書いておいた。
熱海の地ビールだったら、もしかしたら飲んだことがあるかもしれない。
良い想い出なのかというと微妙なところだし、あまり残っていないのだが、何かが残っている。
本日の夜ご飯はシーフードミックスを加えたお好み焼き。なかなか美味しい。
副菜にはきゅうりの梅子（ゆかりの仲間）和えと、アスパラと玉ねぎスライスのマリネ。茄子も残っているし、昨日買った豆苗も使わないと、と、ご飯生活も追い立てられていると思いきや、それほどでもない。たしかに、ご飯を作れる時間の割合で言えば僕の方が多いから、主導権が僕にあると言っても良いし、悪くしてしまったら僕のせいではある。ただ、悪くなったところで、特に怒られることもない。追い立てられることがないから、より作れるということ。
追い立てられないとやらない人だったら、もしかしたらサボってしまうこともあるかもしれないが、僕も満月さんもそういうタイプではない模様。
ここで、自分が追い立てられないと動けない人が人を追い立てて動かそうとするのではという仮説が浮かんだが、実際どうなのだろう。個人的には追い立てようがどうしようが、人が動くのは自分が決めたときという感じだから、あんまり追い立てても仕方ないと思ってきている。これは対人というより、対自己方向がメインの知見。自分の操縦が最も簡単、いや困難なのか、微妙なところ。
やれやれ。
思考停止にならないためにどうしたら良いかという本の解説動画を聞きながらお風呂読書。知識がないと考えることができないというのは分かりみ。材料がない状態で考えろと言って操縦しやすい人材にするのが義務教育だったり、企業の新人教育だったりするのかも（言い過ぎ）。
常識とか当たり前は相対的でしかないことに気付くというのもまぁまぁ分かるのだが、この知見も知識の一種だから、一応の当たり前がないと基準が見当たらなくなると思う。ついでに、目標を設定すると考えられるようになるというのも目的地点という基準に向かうものだから、当たり前の設定を変えるだけという。
この本を解説していた人のお金持ちになるための本の解説動画もあったのだが、なんというか、連続して聞くと、舌の根も乾かぬうちに次の当たり前に洗脳されていないかという気分になった。別に何を読んでそこから何を吸収するかなんて人それぞれでどうでも良い話なのだが、もうこの人の動画は聞かないだろうなという感じ。
個人的にコンフォートゾーンは無意識で設定されていて、それが変化することで環境が変わるというのは面白かった。横文字だから分かりにくいが、日本語にすると、心地よいとしている環境みたいなこと。精神的恒常性と勝手に名付けていたのと近そう。この前の日記に書いていた違和感の話も、コンフォートゾーンが変わったからズレが生じていると言えなくもない、みたいな。
心地良い精神空間がどこかというのは、無意識がそこに慣れていて、変化したくないというところなのかな。変化って色々エネルギー遣うから、なるべく省エネしたい。どれだけ主観的に辛くても、新たな動きをするよりは楽かも。
そういえば、ディスクールもソシュールさんの言らしい。満月さんが教えてくれた。
言語学とか文学はまだまだ疎いから、満月さんに一日の長がある。まぁ、文学的に間違った知見を得ていたとしても、その誤りを指摘しうる人はそんなに居ない気がする。そもそも誤っているとなにか不都合があるのかというと、文学の研究者になって論文を書いたときに非常識だと突っぱねられるくらいだと思うのだが、どうだろう。
時間なので本日はここまで。
満月さんの帰宅メッセージは無いのだが、そろそろお好み焼き作っておくか。
おやすみなさい。
良い夢を。
