ケイゾク

 

 

 

21:08から。

 

店長が電話対応したお客さんの声に元気がなくて、入社したばかりの硯さんのようだと言われた。微妙にディスられているが、今は溌剌だと暗に付け足されたので、寧ろ褒められている。自覚症状的にも溌剌。何故だろう。

 

 

日記が2日空いたのは遊び惚けていたから。

だいたい覚えているから記述は可能なのだが、基本的に怠惰な性質だから抜かそうと思えばいくらでも抜かせられる。だからかえって継続させているという説。

 

サイコパスな人はそうだと自覚症状があるから常識を気にしがちというのと同じ感じ。満月さんの同僚にかなりズレている人が居るのだが、きっと自覚症状が無いのはそれで生きてきて問題がなかったから。

 

 

さておき。

 

まずは水曜日から。

 

 

映画を観て、牛タンしゃぶしゃぶ食べ放題に行ってきた。まぁまぁ安くて美味しかった。寿司とか丼とか、メニューたくさん。まぁ、人間の胃袋的にはそんなに入らないから、メニュー増やしても問題ないのかも。ビュッフェとは違うからロスもあまりないだろうし。

 

満腹になると文章脳ではなく睡眠脳になるから書かずに寝たと言う次第。

別に、文章を書くためにあまり食べていないという訳ではなく、フラットな状態でいるためには、あんまり胃袋を働かせない方が良いだろうなというだけ。意識的にはご飯は余暇の範疇かもしれないが、胃腸的にはお仕事タイムになる。

 

映画は、「ミステリという勿れ」。映画館が過疎化しているのか、この映画だけなのかは知らないが、なかなかすかすか。ビールをお供にしたから膀胱が爆発しそうになりつつ、原作に忠実なスタンダードな映画だった。原作を読んでいる勢からするとやや退屈かもしれないが、推しの俳優さんとかが出演していれば楽しく観られるのか。

 

個人的に面白かったのは、原作依拠の最後の写真(マフラー巻けるようになった)と、さらにエンドロールのところで、「犯罪とは努力が反対方向に向かったものだ」みたいな引用元の映画があったところ。こういう細かいの好き。

 

 

昨日の木曜日。

 

名古屋で会議がある満月さんに付いて行った。電車が久々で、車より更にスピード感があることに気付く。運ばれる側だけで過ごしていると体感できないんだよな。車窓の風景を見ながら雑談。特急の窓は彼岸花を一瞬で通り過ぎる。

 

会議が終わって合流し、満月さんの昔の職場のおばんざい屋さんに行くことになった。

楽しくお酒を飲める人達が集う空間で、ご飯も美味しい。

 

(彼氏イケメンと2回程言われた)

 

満月さんの昔の知り合いがまぁまぁの同業者で、話が盛り上がった。

営業ではなく管理っぽいが、どちらもどちらでなかなかメリットデメリットがありそう。ちょっと気になったのが、そのお知り合いさんがやたらと自分の髪を触りながら喋るところ。喋り自体には全く違和感ないのだが、心理学的にはこういう所作って、居心地が悪いみたいなところなかったっけと。空間の居心地の悪さではなく、自己に対する。

 

僕はお勉強中とか頭をくしゃくしゃする時があるが、これは脳細胞に喝を入れている感じであって人前ではあまりしない。

 

 

そうしてお酒も料理もめちゃくちゃ美味しくて、ついいっぱい呑んでしまった。

冷酒が美味い。九平次。やんわり炭酸みがある。アサヒスーパードライも缶だと駄目なのだが、速達生だと美味しかった。

 

終電で帰宅したから、当然日記時間は無し。

明日のために、呑んだ後にきちんと水分補給するってなかなか大人になったものだ。アクエリアス500mlをがぶ飲みして備える。

 

その後寝て、今朝方3本立ての面白い夢を見たのだが、なんだっけ。

これで物語書けそうな感じと思ったのだが、今この瞬間には出てこない。

 

まぁそのうち出てくる。

 

 

お仕事。

 

特にアルコールが残っている感じはなかったが、倦怠感が残っていた。胃腸がフル稼働してくれたのだろうなという感じ。念のため午前中に運転は入れなかったから問題はない。

 

午後からは山の中だという前評価のお家に行ってきたのだが、思ったほど山ではなかった。

たしかに勾配は激しかったが、我が実家界隈ではよくあること。ついでになんだかんだ車が多いのも違う。

 

あともう一軒。

 

なかなかいいマンションなのだが、空き部屋が多いのは隣にお墓があるからかもなと思う。たしかに、あからさまなのが気になるのも分かる。ただ、これだけ狭い日本で、ヒトが退場したことが無い区画って、実際どれほどなのだろうとは思わなくもない。知らないだけで、どんな土地でもだいたいヒトが眠ったことがある場所なような。

 

 

なんだかブランクなので、あんまり文章脳に入りきれない感じ。

 

僕は基本的に発話でも文章でも言葉を扱うことには疎い性質があるのだろうな。

だから、日々やっておかないとすぐに拙くなる。まぁ、人間全体がそもそも言葉を扱うことに慣れているのかというと、どうなのだろう。

 

言葉は身体の運動と同じようなものなのかというと微妙に違うような。

身体の動きだったら、いったん習得すれば多少ブランクがあってもなんの問題もなく再現できるはずだが、歯磨きするようには言葉を綴ることはできない。

 

3日分だから5000文字くらいはいけるかと思ったが、細部が書けないもんで、こんなもんになった。

 

もう寝る体勢に入るか。

 

 

では、おやすみなさい。

 

良い夢を。